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前回は運動と食生活の改善で減量効果をアップさせましょう！と言うのを書きました。

今回は運動によって、しなやかで若い血管を維持しましょう！って言うお話です。

運動をすることで、血管の内側ん覆っている細胞から一酸化窒素という物質が分泌されます。一酸化窒素は血管を広げたり、しなやかに保つ作用があったり、血管が広がると結果的に血圧も下がります。

また、運動することで心拍数が増えると心臓から利尿作用があるホルモンが分泌されて体から余分な水分や塩分が排出されやすくなり、血圧を下げることに繋がります。

さらに、運動中は血液中のブドウ糖が消費されるので、血糖値が下がります。運動を習慣にすれば、糖を分解するインスリンが効きやすい体質になり、長期的に血糖値を下げることもできます。

運動には、善玉コレステロールを増やす効果もあるので、動脈硬化予防にも繋がります。

高血圧、高血糖は動脈硬化を進行させる大きな原因です。運動によってこれらを改善すれば、動脈硬化を防ぐだけでなく、脳卒中や心筋梗塞の予防にも繋がります。

 

※参考資料「日本健康マスター検定」公式テキスト